得意の縮毛矯正の薬剤選定の考え方を解説　横浜鶴ヶ峰美容室

こんにちは
横浜の鶴ヶ峰の美容室enx(エンクス)で縮毛矯正を得意としている美容師
阿武隈川です。

今回は絶対に失敗しない縮毛矯正の考え方の薬剤編になります。

STEP1　毛髪診断

・髪の履歴(特にブリーチ、黒染め、縮毛矯正)
・濡れてる状態と乾いている状態の両方で診断
・生えている箇所や根元〜毛先で診断

STEP2　薬剤選定

何種類の薬剤を塗り分ける or 時間差塗布するか、それぞれ何分放置するかを考えます。

STEP3　還元剤の選定

チオグリコール酸、システイン、
システアミン、チオグリセリン、
チオグリコール酸システアミン
などを髪質に合わせて選定します。

STEP4　アルカリ量の設定

髪のダメージレベルに対して、アルカリ量を設定します。
還元剤の種類とアルカリ量の設定で使用薬剤を決めていきます。

STEP5　還元値の設定

使用する薬剤の還元値を計算後、目標とする還元値までGMTやスピエラを足します。
自分の中での基準値を持ち、髪質に合わせて還元値をコントロールしましょう。

STEP6　pHの設定

基本的にアルカリも酸性も適材適所だと考えているので、pHをコントロールする必要がない場合はそのままいきます。
酸性の方が良い場合はpHをコントロールします。

STEP7　適切な薬剤塗布

薬剤塗布は繊細かつスピーディーに塗布していきます。

縮毛矯正は奥が深いですね。
お客様に通常ここまで説明しないですが、自分の頭の中では薬剤を選定するまでにここまで考えています。
今後縮毛矯正されるときに、おもしろく感じていただけたら幸いです。

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縮毛矯正職人　阿武隈川 弘