【インナーカラー初めての方必見!】ブリーチ1回でできる色はこれ! イヤリングカラー/インナーカラー/ブリーチ
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皆さん、こんにちは!
横浜、鶴ヶ峰でインナーカラー、ブリーチカラーに特化した美容師をしている村井です☆
さて、今回のテーマは
【インナーブリーチ1回でできる色味とは?】
こちらについてお話して参ります。
大前提にこれだけは知っておいてほしい!
まず大前提に知っておいてほしいことがあります。
ブリーチはダメージがかかるものだという事を認識しておきましょう!そして、ダメージした髪は治りません!
はい。これとっても重要ですねー。
髪には髪の体力があります。そこを気にせずブリーチをしていくと髪のダメージレベルがどんどん上がってしまい、狙った色味も出せず挙句の果てには切れ毛や濡らしただけでちぎれてしまう事態になり兼ねません。
僕はインナーブリーチがとても好きで、得意なカラー技術の1つです。だからこそ、これからインナーカラーをしたいと思ってる方には長くデザインを楽しんでもらいたいと考えています。
インナーカラーに関わらずやりたい色によってブリーチの回数は変わってきます。必要以上に髪を傷めない為にも色味に合わせたブリーチ回数は覚えておきましょう!
ブリーチ1回でできる色とは
さて、ここから本題に入ります。
まずブリーチ1回でできる色はシルバー、ホワイト以外できます。(一部限定はされます。)
一部限定というのが気になりますよねw
ここの一部限定というのは
- 透明感のある色が表現ができない
- 寒色系はかなり濃いめに色を入れる
という縛りが出てきます。1つずつ紐解いていきましょう。
透明感のある色が表現できない
まずブリーチというのはメラニンをぶっ壊しながら髪を明るくするという作業をしています。皆さん知っての通り金髪にする作業のことですね!
ですがこの金髪、実は厳密いうと黄色ではないのです!
メラニンというのは髪に含まれる赤味を帯びた茶色の事を言います。このメラニンがブリーチによって分解されます。
そうすると明るくなった髪は黄色とオレンジに分解されます。それもまだ濃いめのオレンジが残り、これを残留といいます。
更に明るさは20が最大としたらブリーチ1回だと約16.5トーンになります。ちなみにブリーチなしでできる最大の明るさは14以下といわれています。
つまり、明るさも上がりきっていない状態で残留も残っていると髪の中は複雑な状態になっており透明感のある色素を表現できる状態にはなっていないという事です。
とはいえ、普通のカラーでは表現できない鮮やかな色は表現できるので安心してくださいね!
寒色系(アッシュ系)はかなり濃いめに入れて染める
寒色系というのは青、緑のオレンジや赤と真逆の色です。
なぜ寒色系は濃いめに入れなければいけないか。これは先程の項目でも説明をしましたが
オレンジという残留が残っているから
これは知っておいてほしいです!!
こちら色相環というものです。
オレンジの反対に位置してるのは青ですよね?どういう事かというと。
オレンジと青で色同士を打ち消し茶色になってしまう。
つまり同じ濃さの色だと狙った色まで到達ができないという事です。
なので寒色系の色を表現する為にオレンジの色素が邪魔できないほどの濃い色。青ならネイビーくらいまで濃く入れますね!
逆に暖色に属しているレッド、ピンク、オレンジ、ベージュは同じ領域内なのでジ邪魔をする色素がないので濃い色でなくても表現がしやすくなります。(限界の透明感はあります)
まとめ
今回はブリーチ1回目でできる色についてお伝えしました。もう一度おさらいしましょう!
- 透明感のある色が表現が難しい
- 寒色系(青、緑など)は濃いめに入れて表現ができる
- 暖色系(赤、ピンク、オレンジ、ベージュ)は染まりやすい
- ブリーチ後は明るさは16.5になり、オレンジ味を含んだ黄色に抜ける
ただ、青はオレンジ味を打ち消してくれる効果もあるのでベージュと掛け合わせて染めるとくすみのある柔らかいベージュを表現などできたりします。
色を説明するのってとっても難しいですよね?美容師さんに相談するときは是非参考にしてみてください!
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村井 祐介