正しいご自宅用のトリートメントの選び方。リンスやコンディショナーやマスクの特徴と効果の違いとは。
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■まずは使用するシャンプーにこだわる
ヘアケアの基本はトリートメントでも、洗い流さないトリートメントでも、美容室での月1回のトリートメントでもなく、毎日ご自宅で必ずする、シャンプーです。
髪質に合うシャンプーを使用するというヘアケアの土台があることで、トリートメントは初めて効果を発揮します。
■自宅用トリートメント、リンス、コンディショナー、マスクの違い
●リンス
毛髪の表面に被膜をつくり、指通りを良くし、静電気の発生を防ぐ。
●コンディショナー
リンスの保護効果を高めたもの。リンスに比べて油剤やコンディショニング成分(シリコンなど)が多くなっている
●トリートメント
コンディショナーの効果に加え、トリートメント成分(毛髪保護成分)により毛髪補修する
●マスク
基本的にはトリートメントと同じだが、目的に応じてケア成分の量を高め、集中的に作用させる
●上記4種類のどれを選べば良いか
リンスは表面に作用、トリートメントは表面と内部に作用。コンディショナーはリンスとトリートメントの間。
マスクはトリートメントの集中ケアになるので毎日だと
毎日使用するにはトリートメントが1番効果的と言えます。
ただし、注意点があります。
■市販と美容室専売品のトリートメントの違い
ご自宅で使用するケア用品はトリートメントが良いということが判明しましたが、
市販と美容室専売品のトリートメントの違いについて説明していきます。
●市販のトリートメントの特徴
市販のトリートメントは、コンディショニング成分で大部分が出来ています。
そしてコンディショニング成分の大部分はシリコンになります。
シリコンは指通りを良くしてくれる成分として必要ですが、シリコンは栄養ではありません。
つまり市販のトリートメントはシリコンにより指通りは良くなりますが、本質的には何も改善はされません。
●美容室専売品のトリートメント
美容室専売品のトリートメントはコンディショニング成分に加えて、毛髪保護成分である髪の毛の主成分であるタンパク質を小さくした成分が加わります。
また、コンディショニング成分も油性成分であるホホバオイルやアルガンオイル、スクワランなど天然のオイルを使用しています。
シリコンも指通りを良くするために配合されていますが、
美容室専売品のトリートメントには天然のオイルや毛髪保護成分が多く含まれていることで、髪の毛を一時的に補修してくれることが可能になります。
■まとめ
ここで冒頭のおさらいになりますが、
1度傷んだ髪の毛はどんなに良いトリートメントをしても、元通りの健康な髪の毛に戻ることは絶対にありません。
1番大事なことは、日々のケアで傷ませないことになってくるので、最初に説明した通りシャンプーがヘアケアの土台になってきます。
美容室専売品のシャンプーによる土台に、美容室専売品のトリートメントを使うことが初めて効果が発揮されます。
また、正しいトリートメントも正しいトリートメントの方法を行うことで更に効果は発揮します。
ご自宅で正しいケアをして、キレイな髪の毛で人生がより豊かになることを願っております。