【美髪ケア】市販のヘアカラー剤をおすすめしない理由。セルフカラーで痛む・失敗する前に#横浜#鶴ヶ峰#得意#上手い#美容室#ヘアサロン
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■市販のカラー剤はパワーが強いので、ダメージが大きい
以前のブログにて
髪の毛のダメージの1番の原因は美容室での薬剤とお伝えしました。
ただし、実はもっとダメージを与えることがあり、それがセルフカラーになります。
市販のカラー剤は誰でも簡単に染めることが出来るように処方されています。
つまり
誰でも簡単に染めることが出来る
=パワーが強い
=ダメージが大きい
ということになります。
■自分でカラーをすると色ムラはもちろん、ダメージもムラになる
セルフカラーは見えない後ろ側は塗り残しがしやすく、塗りやすい前髪や表面部分はカラー剤をつけすぎたりと仕上がりがムラになりやすくなります。
また、お客様は一人一人違う髪質であり、それぞれ今までしてきたカラーの色味、パーマや縮毛矯正の履歴などがあります。
美容室でのカラーは、一人一人違う土台に対してカラー剤を選んで配合し、希望のカラーにしていきます。
なので市販の希望のカラーを購入しても狙った色味にならなかったり、白髪染めが思うように染まらないということや染まりすぎたということになってしまいます。
また、カラーが塗れたところと塗れていない箇所では当然ダメージのムラも出てきます。
美容室のカラー剤は優しい上に、毛先は更に優しい薬剤を使うなど、髪の毛の状態や土台の色に対して塗り分けが出来ます。
ダメージのムラは今後の美容室での施術において、弊害が出てきてしまう恐れがあります。
■カラーは流すときにもコツがある
美容室でカラーをすると、お流しの前にお湯でコネコネされたことがあると思います。
その作業を乳化と言い、とても重要な施術になります。
(乳化については、またブログにします)
簡単に乳化を説明すると、乳化することで頭皮や髪に浸透したカラー剤のダメージ成分を浮かせて除去出来るようになります。
セルフカラーの場合は、この重要な乳化の作業が出来ないと思いますが、
仮に乳化をしないで美容室のトリートメントやご自宅でトリートメントをしてしまうと、残留したダメージ成分を閉じ込めてしまうので逆効果になってしまいます。
トリートメントをしたはずなのに、逆に髪の内側からダメージが進行していくということになります。
■美容室での仕上がりに影響が出る
●カラーの場合は色ムラ
ご自身でカラーをした場合、色ムラになります。
色ムラの土台の状態で美容室でカラーをするとしても、ムラのある状態を完全にキレイにすることは不可能になってきます。
●縮毛矯正とパーマは非常に危険
カラーは色ムラのまま仕上がるのでまだ大丈夫ですが、
セルフカラーの後の縮毛矯正とパーマの場合は非常に危険になります。
まずはこちらの縮毛矯正とパーマの原理をご覧ください。
縮毛矯正やパーマは髪を柔らかくすることで形を変えることが可能になりますが、
セルフカラーでダメージした髪の毛は柔らかくなるスピードが格段に速くなります。
それでいてセルフカラーなのでダメージのムラもあり、10万本以上ある髪の毛のどこがダメージが大きいのか見極めながら縮毛矯正・パーマの薬剤を選んでいくことは非常に困難な施術になってきます。
最悪の場合、断毛やビビり毛の恐れもあります。
■市販のカラーをした部分はショートでも1年、ロングなら4〜6年残ってしまう
髪の毛は1か月に平均して1~1.5センチ伸びます。
つまり、ロングの髪の毛の毛先は、4~6年前に生えてきた髪の毛になっています。
1度セルフカラーをしてしまった場合、ロングの方ならダメージと色のムラは4~6年間もお付き合いしていかなければならなくなります。
■市販のカラーのメリット
●安い
美容室のカラーは、カラー剤自体も市販の物より高品質な物を使用していますが、それよりも美容師の技術料に料金がかかっています。
セルフカラーは、その美容師の技術料を支払わなくても良いので、各段に料金が安くなっています。
●いつでも出来る
忙しい方がほとんどだと思うので、セルフカラーなら美容室に行かなくても良いということや、好きな時間にカラーが出来るなどのメリットはあると思います。
■まとめ
メリットとデメリットを比べても差は歴然かと思います。
市販のカラーを使用しているとその場は良いかもしれませんが、希望の髪型になることで出来なくなってしまったり、長期的にキレイになることは難しくなってしまいます。
当社では生涯お客様をキレイにしたい理念のもとお客様に接しているので、ぜひご自身でカラーをしている方は、このブログが1つのキッカケになれば嬉しいなと思います。