【ブリーチ剤 一回だけで髪を明るくする方法】オキシ何倍?放置時間は何分?ホイルとラップとは#横浜#鶴ヶ峰#上手い#得意#美容師#美容室#ヘアサロン
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横浜の相鉄線「鶴ヶ峰駅」の美容室、enx(エンクス)が運営する美容師養成YouTubeメディア「美容師道場」です。
今回のテーマは「1度のブリーチで1番明るくする方法」になります。
(↑クリックで動画見れます)
こちらをご覧になることで
・1度のブリーチでなるべく明るくできる
・ブリーチの回数を減らしてダメージを最低限にする
・ブリーチ1度での明度のコントロールをする
・ダブルカラーの土台作り
ことが可能になるので、最後までご覧ください!
■ブリーチで1番明るくなる方法を検証
ブリーチとは髪の色素である‘メラニン色素’を壊すことでヘアカラーよりも更に髪の毛を明るくすることが出来る薬剤になります。
ブリーチは通常2~3倍と記載されていたりしますが、1回のブリーチでなるべく明るくしたい場合はどのようにしたら良いのかを
・オキシは何倍が明るくなるのか
・放置時間のベストは何分なのか
・放置方法は何が良いのか
を検証していきたいと思います。
●ブリーチで髪を明るくする塗り方のコツ
・塗布量を多くする
ブリーチを塗布量が重要になり、塗布量が多いほど明るくなります。
・混ぜたて・反応直後のブリーチを使用する
ブリーチは混ぜた直後の新鮮な状態が1番反応が良くなります。
施術中は混ぜ終わってから15分以内のものを使用していくことをおすすめします。
●過酸化水素水・オキシは何倍が1番明るくなるか
ブリーチに混ぜるオキシの量がわからない方は多いと思います。
今回はオキシの割合を①等倍 ②2倍 ③3倍 の3種類で、全て30分放置して検証していきます。
結果、オキシが等倍が1番明るくなり、3倍が暗い結果になりました。
これが理論的にどういうことかというと
髪の毛は「アルカリとカスイが反応」することで明るくなります。
詳しくはこちらをご覧ください。
オキシを2倍、3倍と増やしていくということはブリーチが持つアルカリ量が減るということになります。
アルカリ量が減ればカスイがアルカリと反応することが出来なくなっていくため、明るくすることが出来ません。
つまり、アルカリ量を1番所有出来る等倍が1番明るくすることが出来ます。
●ブリーチの放置時間は何分まで明るくなるか?
ブリーチの放置時間は何分まで効果があるのか、ということも疑問に思う方が多いと思います。
今回は同じブリーチ×オキシ等倍で統一し、全てを時間差で塗布していくことで、放置時間による明るさの差を検証していきます。
放置時間は①20分 ②30分③ 40分 ④40分にホイルで包むの4種類で検証します。
※ラップ放置とホイル放置はどちらが明るくなるかも検証します
結果、
40分にホイルが一番抜けて、次に40分、30分の順で明るくなりました。20分放置が1番暗く仕上がりました。
検証結果から、放置時間が長くなればその分薬剤に浸かる時間も長くなるので抜けることがわかりました。
またラップ放置よりもホイルで包むことで保温効果があり、明るく仕上がりました。
ただし、明るければ明るいほどダメージが大きくなっています。
■まとめ
ブリーチで1番明るくしたいときは、
・塗布量多め
・ドライ塗布
・混ぜたてのブリーチ
・オキシ等倍
・40分以上放置
・ホイルブリーチ
がおすすめです。
例えば、上記の技を駆使して1度でブリーチした明るさと工夫無しで2回ブリーチした髪の毛が同じ明るさの場合、
当然1度のブリーチの方がダメージは遥かに少なくなります。
実際のサロンワークでは、
・リタッチはオキシ等倍(粘度がかたく、オーバーラップしづらい)
・全体塗布の時はオキシ1.5~2倍(粘度が柔らかく、塗布ムラをおこしづらい)
のように塗分けることもおすすめです!
ぜひ参考にしてみてください!