【暗髪ヘアカラー レシピ公開】黒染め後にブリーチなしで明るくするのが楽になるブルーブラックカラーリングのやり方、調合方法#横浜#鶴ヶ峰#上手い#得意#美容師#美容室#ヘアサロン
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横浜の相鉄線「鶴ヶ峰駅」の美容室、enx(エンクス)が運営する美容師養成YouTubeメディア「美容師道場」です。
今回のテーマは「暗髪のカラーリング方法」になります!
(↑クリックで動画ご覧になれます)
こちらをご覧になることで
・1~2週間の瞬間的な黒染め風ができる
・黒染めが必要な時にも、黒染めしなくてよくなる
・黒染めじゃないので、今後明るくできる
・暗いのに重くない
・暗いのに透け感がある
・ブリーチなしで明るくできる
ようになるので、最後までご覧ください!
■暗髪ヘアカラーの調合
今回は黒染めと暗髪の違いを比較していきます。
●【左側】白髪染めの暗い色で黒染め
左側には、白髪染めのブラウンの3レベルを使用します。
ヘアカラーにおいて1番暗いのは1レベルですが、通常の黒染めは3レベルでも十分真っ黒に仕上がります。
かなり暗い白髪染めブラウンの色素がガッツリ入るので、色持ちは◎
●【右側】オシャレ染めのブラウン+ネイビーブルー
右側はおしゃれ染めのブラウンの5レベルと強調色(アクセントカラー)のBLUEを使用します。
強調色の考え方についてはこちら
をご覧ください。
こちらのファッションカラーN5:BLUE=1:1の割合で今回は使用しています。
つまりブラウンがおしゃれ染めですし、5レベルが50%しか配合されていないので実際は暗くしすぎていないことになります。
黒に近いネイビーブルーによって濃いめ(暗い風)に染めていきます。
■仕上がりを比較
(←右側、暗髪カラー 黒染め、右側→)
どちらも前髪のほうのを見ると黒い髪の毛に見えますが、
手で持って光を透かした時の髪の状態を見てみると暗髪風に染めた右側(上の画像を正面から見た左側)は実際にはそこまで暗くしていないので透け感があるのに対し、
反対側は黒染めをしているので、光を透かしても黒いままなのが伝わります。
さてここから更に「明るくしたい」となるとどうなるのか検証していきます。
■黒染め後と暗髪後が明るくなるか、ブリーチなしのライトナーで比較
学生さんによくある、黒染め後に明るくしたいというオーダーを再現していきます。
使用するカラー剤は上記のライトナーと呼ばれる、カラー剤で1番明るいものになります。
ブリーチ剤を使うとダメージがかなり大きくなるので、ヘアカラーの限界でどこまで明るくなるかを検証していきます。
■黒染めと暗髪が明るくなるかの仕上がり比較
●黒染め後にライトナーの仕上がり
こちらは白髪染めの3レベルの後にライトナーで明るくした仕上がりになります。
上の画像をご覧の通り、1番明るいカラー剤で染めたにも関わらず、ほとんど明るくなっていないことがわかります。
これ以上明るくするためには、ブリーチ剤が必要になってきますが、かなりのダメージが加わることと、ブリーチをした髪の毛は通常縮毛矯正やパーマができない髪質になってしまいます。
●暗髪後にライトナーの仕上がり
こちらのおしゃれ染めのブラウンの5レベルと強調色のBLUEを使用した暗髪のほうは実際に暗くしたわではないので、
ライトナーを塗布した場合先ほどよりも明るくなっていることがわかります。
■まとめ
1、しばらく明るくする予定がないのなら、白髪染めでがっつり色素を入れた方が持ちが良い
しかし、明るくしづらいので、一時的な黒染めの方にはむいていません。
(女性の場合だと現在の根元の髪の毛がロングの方なら最長6年ぐらい残ることになり、6年間その髪の毛は明るくしづらい髪の毛になってしまいます)
2、近々で明るくする予定があるのなら、ネイビーを使ったやり方の方がオススメ
→校則で一定期間だけの学生さんはこちらの方がおすすめです。
条件や要望に対して、黒染めと暗髪を使い分けが出来ることがおすすめです!
間違ってもご自分で市販のカラー剤での黒染めだけは大変なことになってしまうので、ご遠慮ください!
ぜひ参考にしてみてください!