【失敗しない女性ショートヘア 切り方】サイドからのカットがコツ!美容師動画#横浜#鶴ヶ峰#上手い#得意#美容室#ヘアサロン
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横浜の相鉄線「鶴ヶ峰駅」の美容室、enx(エンクス)が運営する美容師養成YouTubeメディア「美容師道場」です。
今回のテーマは「サイドから切る王道ショート」になります。
(↑クリックで動画をご覧いただけます↑)
こちらをご覧いただくことで
・ショートのアウトラインを自由にコントロールできる
・ショートのバランスをとれるようになる
・どんな骨格に対してもショートを切れるようになる
・どの髪質にも対応できるようになる
ので、ぜひ最後までご覧ください!
■ショートをサイドからカットするメリット
バックからではなくサイドからカットするショートの利点は
⚫︎骨格補正
⚫︎フォルムコントロール
⚫︎アウトライン
この3つを自在に操ることができます。
自在に操ることができるようになると、どんな髪質や骨格にもショートスタイルを合わせることができます。
■カット方法
⚫︎ブロッキング
サイドとバックを分ける最初のイヤートゥーイヤ―のブロッキングが最重要になってきます。
骨格や耳の位置などによって頭の幅が人によって変わってくるため、ブロッキングの位置でバランスが左右されます。
サイドとヘムラインのアウトラインのバランスが1:1くらいのバランスになるようにお客様に合わせてブロッキングを取ります。
⚫︎サイドのカット
サイドのアウトライン1線を取り、長さを決めて、頭皮に対して90°にあげてカットします。
ワンレングスでアウトラインをカットしてしまうと、ボテっとした重さやパツンとして重さになってしまいます。
オンベースにリフトしてカットする事で、上の画像のように自然と耳周りからもみあげの形に合わせて自然な質感のアウトラインが出来上がります。
上のパネルの髪を全て最初パネルの90°の位置に合わせてカットします。
顔周りやトップのレイヤーは後でカットします。
⚫︎バックのカット
次にサイドの端の髪(イヤートゥーイヤ―のポイント)をガイドにヘムラインをカットします。
耳裏の位置は穴が空きやすいため、上の画像のように前にダイレクションをかけながら0°でカットする事で、長さを残して穴があかないようにカットしていきます。
0°でカットしたヘムラインをセイムレイヤーの位置にリフトし、角を落としてカットします。
ここをガイドにして前上がりの斜めスライスでミドルセクションをカットしていきます。
オーバーダイレクションをコントロールして引き出す位置を変えることでバックのミドルのウェイトを調整することができます。
斜めスライスについてはこちらをご覧ください。
ガイドに集めてカットするとオーバーダイレクションがかかるのでバックセンターが重めの前上がりのシルエットに、
オーバーダイレクションをかけずにセイムレイヤーでカットする事でフラットなシルエットに、
骨格やデザインなどに合わせてフォルムをコントロールすることができます。
左右両方から切れる位置まで斜めスライスでカットします。
そうするとバックセンターに1番重く長さが残ります。
バックセンターのウエイトはデザインになるので、スタイルや骨格に合わせて残しても削ってカットしても大丈夫です。
ミドルをカットした後はアンダーのアウトラインの長さを決めてカットします。
ウェイトもアンダーもこの時点で好きにデザインすることができるので、骨格や髪質に合わせてカットすることができます。
⚫︎顔周り・トップのレイヤーをカット
顔周りを好きなデザインに合わせてレイヤーを入れて、そこをガイドにハチ上のレイヤーを入れていきます。
レイヤーはデザインに合わせ自由にカットします。ショートスタイルの場合は放射状に入れてあげるのがおすすめです。
顔周りやレイヤーの入れ方は以前のブログに詳しく書いてあるのでそちらを参考にしてみて下さい。
■まとめ
サイドからショートを作ってあげる事でアウトラインやウェイトなどをコントロールすることができます。
骨格や髪質に合わせてカットができるので、1人1人のお客様に合わせて対応することができます。
ぜひ参考にしてみて下さい。